1.28.2013

神の住む家1

さてS診療所に来たらやはり次はここです。『神の住む家』です。神主の直系が住んでいたようです。上部に家紋があります。
この時期に来てよかった…真っ赤なモミジが良いアクセントになっています。
S診療所から神社の方へ歩くこと2〜3分…
見えました。少し高台のところにあります。
緩やかな石段を上ると…
左手に石碑があります。何て読むのかわかりません…
朝方まで降っていた雨が良い仕事してます。
家屋は2練あります。そして入っていませんが物置小屋らしきものもありました。
まずはメイン家屋から入ります。この写真では向かって左側です。
このポストに名前がありましたが名字はそれほど珍しくはなかったです。
赤いポスト…昔実家もこれでした。それにしてもマスコットがなんとも不気味です。
中は薄暗く、かなりの荒らされようです。
タンスにいたってはすべての引き出しがオープン状態です。
神棚もこの通り…
ファミリー雑誌リーダーズ•ダイジェストが散らばっていた。1986年に休刊になっている。

神の住む家2

さて先ほどの部屋から奥に行くとこちらの部屋があります。竹の浸食が凄まじいです。
掘りごたつから伸びてます。写真の中央奥には台所などがありました。
机の上ですが特に目立った物はなく…

さて家屋1棟の探索を終え、次へ…
中で渡り廊下でつながっているのですがドアが開かず外から行く事に…
当時は庭園があったようです。
2棟目へ…
こちらも薄暗いです。
こちらの棟にはこの家らしい物がいくつかありました。

この他にもこの手の写真はいくつかありました。
神の家探索を終えすぐ近くの洲原神社に行く事に…
この先、右奥に見えるのが洲原神社です。1人カメラを持った中年男性がいました。
紅葉を撮りにきたのか?
この他にもここで働いているであろう女性にも出会いました。
2物件…なかなか密度の濃い1日でした。季節感のある廃墟はやはり良い絵になりますね。

1.23.2013

S診療所1

今回やってきたのは岐阜にある『S診療所』です。正式名称よりこちらの方が有名ですね。
前から行ってみたく非常に楽しみにしていた物件です。連休の初日という事もあり、行きしの高速で大渋滞、予定より大幅に遅れて到着です。神社が目印です。
この時期に来た理由は紅葉です。もうちょっとあっても良かったかな…

さて車では入れない細い路地を入り少し歩くとありました。
大変静かなところです。鳥の鳴き声しか聞こえません。
ありました!草木に囲まれており、通り過ぎてしまうぐらいです。黄色がきれいですね。
廃墟に紅葉もなかなかいいものです。
低めの玄関扉を通り中へ…
有名所なのでやはり内部は散らかっています。
床はあまり体重をかけると崩れそうです。
有名な受付の文字があります。この小窓の向こうはあの部屋があります。
早く薬部屋に行きたい一心を抑え、この辺りを片付ける…
なかなか豪華な待合室の椅子です。自然に崩壊したのか???

奥に入ると診察室があります。
10畳ほどの部屋ですが撮り所が沢山有ります。これは時間がかかりそうだ…
別角度からも…

S診療所2

まず目についたのがこちらの分娩台です。年代を感じる…
そしてすぐ隣にある机…さて何をどう撮っていいのやら…




かなり大きな木箱…個人的にかなり惹かれます。

診察室を出てすぐ隣には…
有名なこの部屋…鳥肌立ちました…

S診療所3

現在では劇薬指定になっているものがいくつかあるようで…
高級脂肪酸のカリウム塩用いてつくられたカリ石鹸…などなど…
石松子(LYCOPODIUM):止血・解熱・消腫・消炎剤として肺炎・止血・打撲傷・腫毒などに用いられている。
次硝酸蒼鉛(BISMUTUM SUBNITRICUM):粘膜の保護など整腸剤として用いられる。
エチル炭酸キニーネ(MAGNESIUM SULFATE):抗マラリア薬剤としてマラリア感染症患者に用いられる。
調べたらキリがないのでこの辺で…
以前はもっと薬品の数もあったのだろうか…
あとあと気づいたが有名な「健全ナル國民の…」の紙はこの机の上にあったようである。
この時、全く気づかなかった…
 この時点で2時間弱かかってしまいました。まだ二階があるので急がなければ…
薬の部屋を出て右がさっきまでいた診察室、左は崩壊しており行けません。
奥には二階に行ける階段があります。
左側はこの通りです。
先ほどの通路を奥に抜けると家の裏に出ます。裏も崩れかけています。
真ん中にうっすら階段が見えます。
二階にあがり先ほどの崩壊部屋を上からみたものです。きれいに床が抜けている。
二階の一番大きな部屋です。
あるのは書物のみです。
学生のころの古典の時間を思い出す…
赤線が引いてあるところがいくつかある。